老化の犯人はこいつだ!

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老化現象は肌のシミやたるみが出てきて、いやでも自覚させられますが、その犯人がわかりました!(*^^)v

それは「AGE」と言う物質が身体に溜まるからなのです。

皮膚の弾力性の低下によるシワやたるみの原因であるAGEは、10代のころにはほとんど存在しませんが、30代で皮膚内の20~30%、80代になると80%くらいAGEと言う物質が占領してしまいます。

同様に骨にもAGEが増えると茶色くなり少しの力でポキッと折れやすくなります。(老化した骨とそうでない骨に力を加えて折る実験をやってましたが、一目瞭然でした。(怖!))

目も老化すると水晶体の中の部分が黄色や茶色、または褐色に濁り、よく見えなくなります。これもAGEが溜まった結果なのです。


さて、このAGEはどうしてできてしまうのでしょうか?!この原因と対策を見ていきましょう。

 

AGEとは「終末糖化産物」Advanced Glycation End-productと言い、糖類が変化して最終的にできる物質のことで、出来る仕組みは、糖分を食べると血液に糖分が入り、体中に回り疲労回復したり脳を活性化したりといろいろと働いてくれますが、摂りすぎると血液中の糖が血管から染み出て、たんぱく質と反応してAGEとなり体中に溜まってしまうのです。


原因は「糖の摂りすぎ」ですね。

どんな生活習慣の人がAGEをためやすいか・・・

・朝食を抜いてしまう
・食事の時間が10分以内と短い
・パンや麺類をよく食べる
・甘いものは別腹と思っている
・運動する習慣がない

朝食を抜いて、空腹状態で昼食を一気に食べると、血糖値が急激に上がり、AGEができてしまいます。運動も食後に30分位するのが血糖値を上げない効果がありますので、運動できるように腹八分目がいいですね。「親が死んでも食休み」は昔のことですので注意しましょう。



では、ここでクイズ!

次の文中の空いているところに適切な言葉を入れなさい。

Q1.皆さんの好きなケーキはa____より、b_____に食べるとよい。

糖分を摂りすぎな方は、ケーキは食べない方がいいのですが、とは言ってもケーキは食べたいですよね。(#^.^#)

でもケーキは食べたい時に食べる、いわゆる「間食型」は血糖値がダラダラと上がったまま一日中過ごすことになり、AGEがどんどん出来てしまいます。

したがって、答えはa.間食  b.食後 です。

ケーキは食べるならば食後です。食事で上がった血糖値の山とケーキの山は一つとなり、やがて下がってきます。でも、食べすぎは絶対禁物ですよ!

 

Q2.食事はc____をd_________に食べることがオススメ!

食事の食べ方だけで、糖尿病の治療薬に匹敵する効果が得られ、ダイエットにも成功した例が紹介されてました。また、女子大生6人に参加してもらい、カレーライスとサラダの食べる順番で野菜を先にするか、後にするかの実験を行いました結果、、野菜サラダを先に食べるだけで血糖値の上昇の差が3倍にもなったのです。

そうです。答えはc.野菜 d.先 でした。(文中のスペースの広さは関係ありませんでしたぁ(^_^;))

理由は、野菜などの食物繊維の多い食品が先に入ると食べ物が胃から腸へとゆっくり送られ、吸収がゆっくりとなるので、血糖値が上がりにくくなるのです。

また、食べ物もGI値が低い食品がオススメです。GI値とは、糖に変わるスピードで、GI値が低い方がゆっくりと糖に変化し血糖値が上がりにくいのです。

GI値の低い食品は、玄米、大豆、キャベツ、ブロッコリー、キュウリ、ピーマン、きのこ、海藻などです。またGI値の高い食品は、食パン、白米、うどん、ジャガイモ、あんこ、完熟バナナ、ドーナツ、ジャムなどです。できるだけ、GI値の低いものを先に、ゆっくりと食べて、それからGI値の高いものを食べて、栄養のバランスをとるといいです。

また、酢とオリーブオイルで糖に変わるスピードを遅くすることができますので野菜サラダのドレッシングなどに使うといいですね。

 

さらにアンチエイジングに役立つ優れものがあります!


それは「寒天」です!(#^.^#)

寒天ダイエットで有名になりましたが、ちゃんとした理由があるのです。寒天は消化吸収されずに腸まで行き、余分な糖の吸収をブロックする働きがありますので、余分な糖が血液に入り込み血管から糖が染み出てAGEになるのを防いでくれるのです。もちろん余分な糖の吸収を抑えてくれるので、ダイエットにも効果的です。

「寒天」と言うと、トコロテンですが、そればかりでは飽きてしまいます。諏訪中央病院の鎌田先生オススメの「トマト寒天」はいただきです!作り方は簡単で、トマトジュース500mlと棒寒天1本を弱火でとかし、1分煮て、粗熱を取って冷蔵庫に入れて出来上がり。

さいの目に切って、そのまま食べてもトマトを食べているみたいでおいしいし、レタスとキュウリを合わせてサラダとして食べてもおいしいです。


また、3合の米に粉寒天2g入れてご飯を炊けば、寒天がお米を包んでうまみを逃さずモッチモチでとても美味しいそうです。冬には鍋に少し入れてトロミをつけて食べると味が絡んでとても美味しいとのことでした。でも寒天を食べすぎると、お腹がゆるくなり大変ですので、1日5gくらいにするといいでしょう。


余談ですが、ハーブ系もAGEの発生を抑える効果が期待できるそうです。

これはかなり実践的でわかりやすいし簡単ですので、効果が期待できますね!

AGEを増やさないで、いつまでも張りのある若々しい肌でいられるように

食事は、まずは野菜から食べましょう!!(#^.^#)


 

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