フードファシズム

スポンサードリンク 最近、「フードファシズム」と言う言葉を耳にしますが、内容的には昔から、言われていたことです。「これを食べれていれば、癌にはなりません」とか、「リンゴで簡単ダイエット」とか言うように、これさえ食べていれば、癌が治るとか、痩せられると言うような、”ある特定の食品が体に及ぼす影響を過度に評価する傾向を意味する”英語です。

実際には、これさえ食べていれば、と言うような”一党独裁”ならず”一食品崇拝主義”みたいなことは、現実にはあり得ないし、一品だけに頼っていては、栄養のバランスが崩れ健康を害することになります。

 


納豆ダイエットにしても、(これはヤラセだったとか。。)

りんごダイエットにしても

キャベツダイエットにしても

それだけ食べていれば痩せられますと言うのは、間違っていて、一食の取り方、一食の栄養のあり方、そして1日での栄養のあり方などをしっかり見て、トータルでバランスのとれた食事にしていくことがとても大事なことで、フードファシズムに走っては危険です!

 

最近の話題で、小中高生の「朝食と成績」の関係を報道されてますが、これもどの程度、朝食が身体の活動に影響しているのかを見ることと、その裏に隠されたものは何かを見る必要があると思います。

と言いますのも、43年ぶりに実施された昨年の全国学力テストの結果から毎朝、朝食をとる子供は、まったくとらない子供より20ポイントも成績が高いと言うことだそうです。

このことから、「成績アップのカギは朝食」と言う、生活習慣の改善を学力向上と結びつけて推奨する傾向にあります。


これもフードファシズムですね。。。。(^_^;)


ある県の教育委員会では、保護者に向け、学力向上の第一に「朝食を必ず摂らせること」をあげていました。確かに、朝食をとらずに学校へ行き、必要な栄養がたりなく身体が活発にならなかったり、脳みそへの栄養が行き届かないなどのことは考えられますが、それ以上に、朝食をキチット摂る家庭は他のことも規律正しくしっかりしている生活習慣があることと考えられます。


朝、ちゃんと朝食がとれるよう朝食の準備がなされ、もちろん、間に合うように起こしたりするでしょう。また、学校から帰ったら、宿題ややるべきことをやるような、家庭環境を作っているだろうし、考え方や物事への姿勢も責任ある行動を親兄弟もとっていることでしょう。


このように、朝食を食べているから、学校の成績が良くなるとは直接的には言えないのです。こう言った「フードファシズム」の原因は、マスコミによることが多いので、乗せられないよう十分気を付けましょう!

それに便乗して、詐欺的販売もありますので、これも問題ですね。。。

 

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