サプリメント摂取の注意!

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いまや、健康志向が盛んで、身体にイイとなるとすぐに取り入れたくなります。納豆は必須アミノ酸8つのうち7つまでそろっています、とか、海藻類はミネラル豊富で不溶性食物繊維が多く含んでいますとか、テレビで放送されると、スーパーなどで売り切れてしまう現象が出たりします。

身体にイイと言うので人気なものの代表的なのが「サプリメント」です。

 

 

ほうれん草がいいからと言っても2束も3束も食べれませんし、ゴマがいいと言っても、袋ごとバクバク食べれません。また、キャベツがいいと言っても、1個丸ごとは食べれません。そういった面で、サプリメントは手軽に必要な栄養素を摂れるので、大変便利です。


民間調査会社の富士経済によると、市場は約10年間で3倍に伸びていますし、総務省の調査では、昨年の1世帯当たりのサプリメントを含む健康食品の消費量は平均約1万2000円で5年間で約1.2倍に伸びました。

しかし、サプリメントはその字のとおり、あくまでも栄養補助剤です。ちゃんとバランスのとれた食事から取る栄養素の方がずっといいのです!

しかし、忙しい都会型生活では、不規則な食事になったり、ファーストフードなどで、野菜不足の偏った食事になりがちです。そんなとき、助けてくれるのが「サプリメント」ですが、飲み方に注意が必要です。

 

たとえば1日に必要な野菜の摂取量は350グラムですが、厚生労働省が昨年発表した「国民健康・栄養調査」によると成人の野菜摂取量は、平均で260グラムで、基準より20%程少ないのです。この20%の野菜不足を補うために、基本的には3度の食事から摂取するよう改善することが望ましいのですが、そこはなかなか、改善するのが難しいのです。


そこで、助けになるのがサプリメントですが、サプリメントは、ある栄養素が凝縮されて、ドン!と入ってくるので、身体に吸収する効率は落ちます。たとえば、レモン50個分に相当する1000ミリグラムのビタミンCをサプリメントで1回で摂りこんでも、1000ミリグラム全部は吸収されません。およそ、1/4の250ミリグラムと言うところでしょう。


それでもレモン12個分くらいのビタミンCが吸収されるのですから、上手に利用する方がいいでしょう。

 

以上をまとめますと、

・基本的にはバランスのとれた食事をゆっくり時間をかけて摂りましょう!

・不足しがちな栄養素をサプリメントで摂る場合は、栄養素は一度にたくさん吸収できないと言うことから、何回かに分けて摂取することを心がけましょう!


 

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