間違ったダイエットで脳をダメにする!

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タイトルに有りますように、間違ったダイエットをすると脳細胞に必要な栄養が行かず、物忘れが多くなったり、ぼーっとして考える力が無くなったり、集中力が衰え、いろいろと問題が出てきます。(怖!)

そこで、脳の健康管理について考えて見ましょう


 

脳は幼児の頃に形成され、その後は増えないとされてきましたが、1997年にカリフォルニアの世界的な生物学研究所「ソーク研究所」のエリクソン博士が、高齢者でも脳細胞が増えることが発見されたのです。

一般に記憶すると言うばあには、グルタミン酸が神経伝達物質となって、脳の神経細胞の末端にあるシナプスで刺激を伝達してます。

脳に刺激を与えると、グルタミン酸やカルシュウムの働きで刺激を伝達するシナプスの数が増えます。

さらに脳への刺激が続くと、シナプスの突起が増えて記憶力が増すのですが、せっかく変化し増えたシナプスも使わないと縮んでしまいます。

つまり、記憶するには脳を常に刺激し続けることが必要であり、脳を使おうとする意欲が不可欠です。

「覚えよう!」と心に命令する事で、神経細胞のシナプスを増やし結果的に記憶となるのです。(^-^)


脳の記憶への働きのだいたいのところがお分かり頂いたところで脳を若く保つ食事をお教えしましょう!


実は、脳の正常な働きには、一般的にダイエットでは「悪者」扱いされがちな
糖分、脂肪、肉類などは必要不可欠なのです!

だから、間違ったダイエットをして糖分や脂肪分や肉類などを必要以上に減らしちゃうと、脳の働きを助ける栄養素が行き届かなくなり物忘れが多くなったり、ひどいときには「若年性痴呆」になりかねないのです!(怖)

そこまで、いきなり行かなくても、脳が栄養不足になりうつ病になったり、脳の老化を早めたりします。


年々、増加傾向にあるうつ病を防ぐには、セロトニンという脳内物質が欠かせません。このセロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸からしか出来ないのですがトリプトファンは肉類などに多く含まれています。

ちょっと聴きなれないカタカナが多く出てきましたが、うつ病を防ぎ幸福感や喜びをもたらすなど、脳の健康維持のためには、肉類や牛乳や新鮮な魚の赤身などを適量摂取する事が大事です。

牛乳は簡単に取れるしトリプトファンもカルシュウムも多く含まれているので毎日摂る事をお勧めします。

また、頭の働きを良くするには「ブドウ糖」が必要な事は多くの方がご存知と思います。

よく、朝食にはパンに蜂蜜、ヨーグルトにブルーベリージャム、砂糖入りコーヒーなど甘いものを摂ると仕事がはかどるとか勉強に集中できるなどと言われてますものね。

その通りで、脳はブドウ糖が無くては一刻も機能しないのです。それに脳は体重の約2%ですが、食事から摂取したブドウ糖のなんと約20%は脳が使ってしまうのです!

だから、冴えた毎日のためには朝食を正しく摂り、疲れを感じたら糖分の入った飲料で脳にエネルギーを与えましょう!


食生活は栄養バランスが大切で、野菜や食物繊維や炭水化物とともに肉類や糖分や脂肪分もバランスよく摂り元気で健康ダイエットに心がけましょう!!

このように脳に栄養をあたえ、脳細胞を増やすには運動や刺激的環境、そして学習が大切です。


最初に書きましたが、脳細胞は増えたり減ったりを繰り返してます。特に脳細胞が増えるのがご存知、記憶をつかさどる「海馬」と言う部分です。

この脳細胞を増やすためには三つの大きな要因があることが分かっています。

一つは「運動」です。

運動は脳を刺激し血流をよくし、酸素や栄養を与えるために神経細胞の突起が伸び、枝分かれを刺激します。

だから若いときに運動をしている人は脳の成長がいいと言われたり、受験生はガムをかんだり、貧乏ゆすりでも脳への刺激がいいと言われたりします。

特に指を動かすと、海馬の幹細胞が刺激され記憶の神経が増えます。
「最近、物覚えが悪くなったな~」と感じたら、指を動かしてみましょう。

両方の指と指を合わせ、他の指をお互いつけたまま、人差し指だけ指と指がぶつからないようにくるくると10回ほど回す。

今度は、中指を同じように他の指はお互いにくっつけておいて中指だけをぶつからないようにくるくる10回ほど回す。

それを、全ての指で10回ほどまわす運動は効果的といわれてます。


二つ目は、「刺激的環境(遊び)」です。

脳細胞は使わないと、縮んできます。一人ぼっちで孤独な毎日を過ごしていると刺激を受ける事が出来ず脳細胞が減ってしまいます。

遊ばないで仕事ばかりしたり、たまの休みはごろごろしてテレビを見ていてはいけませんよ。

運動したり外に出ていろんな人とお話したり遊んだりしましょう。


三つ目は「学習」です。

特に記憶に関しては「覚えよう」と言う意欲が細胞増殖因子を動かしてシプナスを増やし、結果的に記憶となります。

楽しい気持で新聞や本をどんどん読んで意欲的に学習を行うことが大切です。


お分かりになりましたか?

牛乳や肉類、脂肪などもバランスよく摂り、適度に運動し意欲的に楽しく生活をしていけば、いつまでも脳は活性化し、健康な脳を保つ事が出来るのです。

幾つになってでもですよ!(^-^)

幾つになってでも若くて元気な脳を維持できるよう頑張りましょう!!

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