自律神経ってどんな働き?

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「自律神経」って複雑でわかりづらいかと思いますが、できるだけわかりやすくお話しします。

 ☆♪ 自律神経の働き

  難しいと言うより、呼吸や心臓の動きなどをコントロールしている神経で、自分が意識してなくても自然に働いています。 だから、自律神経がコントロールする範囲が広いのと自分が意識しない神経と言う事で、自分が自覚して捕らえづらいので、すこし漠然として分かりづらく感じると思います。

 

 よくあるケースでは、医者に行って

患者:「先生、最近めまいがするのと偏頭痛がひどくって。。。」と訴えると

 医者:「あぁ、自律神経失調症だね。」って言われる事があるんです。

 患者:「えっ!あぁ、そうですか。。。わかりました(汗)」と言ってますが結局は何もわかってなかったりするんです。 要は自律神経のどこかコントロールが乱れて、そういう症状になっていると言う事なのですが、 これって分かったような分からない話と思いません?

 だって、具体的にどういう処置をしたらいいか、すぐにも直接的にも分かりませんものね。(^_^;)

 こんな自律神経のお話ですが、整理の仕方は簡単なのです。

 自律神経には、交感神経と副交感神経という対照的な働きをしている2種類の神経があるのです。

・交感神経は、心身を活動させるための神経で、おもに昼間働きます。

 ・副交感神経は、昼間の緊張をゆるめ心身を休息させるための神経で、リラックスして夜眠っているときに働いています。 ですから、昼間活動しているときや緊張している時は、 交感神経が活発に働き、呼吸を速くし、血圧を上昇させ、筋肉を緊張し、神経活動を活発にするのです。

 一方夜寝ているときやリラックスしているときは、 副交感神経が働き、呼吸を穏やかにし、血圧も下降させ、筋肉はゆるみ、神経活動はリラックスするのです。

 太陽の動きにあわせ、人間は身体の中に太陽時計を持っていると言われます。 昼間に活動し、夜は眠ると言う生活リズムが健康の基本と言われているのも、自律神経のリズムに逆らわず暮らそうと言う事です。 昼間は交感神経で活発な活動をサポートしていて、夜は副交感神経が活動して疲れた筋肉も内臓も心臓も休息でき、 機能が修復するようバランスをとりながら働いているのです。

このバランスが大事なのですね。 私は以前、三交代勤務がありました。 その時、上司が「夜や夜中も交代で働かなければならないが、身体に気を付けて頑張って欲しい。」と言われたとき、 私は張り切ってこう言ったのです。

 「電気などない昔の時代は、太陽が沈んだら寝るしかなかったけど、現代社会は夜も昼のように明るく問題なく働けます。昼働いて夜寝ると言う習慣は、古代社会の習慣なのです。」(若!)

 なんか分かったような事言ちゃってますけど、人間の身体時計など全然知らないときでしたから。(恥!)

でも、上司には受けましたけど。。。。(^_^;)

この三交代勤務は5年ほどやりましたが、やはり調子が狂うときは結構ありましたね。(^_^;)

看護士さんも、このような勤務なので気を付けてくださいね。 夜勤から帰ったら、ぬるめのお風呂にゆったりと浸かって心をリラックスさせて、部屋を暗くして寝るように。

また、準夜勤で夜中に起きるときは、部屋の明かりを出来るだけ明るくして、身体に昼と思わせる工夫が必要ですね。 太陽光に似た光を出す電気スタンドがあるのですが、それに少しの時間あたると目も頭もパッチリ覚めてやる気が出ますよ。(^-^)

☆ ♪ 疲れやすいことありませんか? 

とくに、三交代勤務などで緊張した状態をリセットできなくて生活習慣に乱れがあると、 交感神経だけが強く働いている状態が続く事になります。

 副交感神経とうまく切り替わることが出来なくなると、休息のための副交感神経がきちんと働かないことになり、心身の疲れが充分に取れず、だるさを感じたり、疲れやすくなります。

このように交感神経が頑張っている状態が続くと、身体のあちこちに、いろいろな不調が現れてくるのです。たとえば。。。

    ・頭痛、めまい、ふらつき、耳鳴り

    ・目の疲れ、なみだ目    ・動悸、息切れ、呼吸困難

    ・やたら汗をかく、胃痛、食欲不振、吐き気

    ・肩こり、腰痛、筋肉痛

    ・膨満感、ガス、便秘、頻尿

    ・手足の痛み、しびれ、冷え

さらに自律神経の乱れは免疫の働きにも影響し、風邪などの病気にもかかりやすくなりますよ~。 自律神経は全身のさまざまな働きをコントロールしてますので、その働きに乱れが生じるといろいろな不調が出てしまいます。 このように、自律神経のバランスが崩れてしまう誘因には、かたよった食生活や運動不足、ストレス、喫煙、夜更かしなどがあげられますが、 その中でも特に大きな影響を与えているのがストレスです。

 ストレスは心身を緊張状態にして絶えず交感神経を興奮させているため、副交感神経との切り替えがスムーズに行えなくなります。 毎日の生活の中では、ストレスの受け止め方や気持ちの持ち方も自律神経のバランスを保つ上でとても大切になります。 といっても心の問題なので結構難しいところはありますが、「いつもニコニコ現金払い」の精神で行きましょう(^-^)

 

「いつもニコニコ」していれば周りの雰囲気も良くなって、自分の所に変えって来て、自分も気持がいいものです。 「現金払い」というのは、問題などを引きずったりあとに残さないようにしましょ!という事です。

自分も、周りの人も、自律神経を乱すことなく、住みやすい環境にしたいものですね。(*^_^*)

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