ウミウシの仲間 ヤマトメリベ幻想的に浮遊 かごしま水族館

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いおワールドかごしま水族館で、なんと60cmもの大変珍しいウミウシが展示されています。ウミウシはきれいで幻想的なところから、大変人気があります。

( 2008年6月21日(土)10:30西日本新聞朝刊)

ウミウシの仲間の軟体動物「ヤマトメリベ」が、鹿児島市本港新町のいおワールドかごしま水族館で展示され、幻想的な姿が人気を呼んでいる。

 このヤマトメリベは今月9日、いちき串木野市の港内で捕獲され、13日から同館で展示が始まった。全長は約60センチ。ウミウシは数センチの小さな個体が多いため、来館者たちを驚かせている。

 水槽の中では、ピンク色がかった半透明の体をくねらせながら、優雅に浮遊。同市山下町の会社員女性(25)は「色がきれい。こんな生物が海の中にいるなんて不思議ですね」と見入っていた。

 同館によると、ヤマトメリベは全国でも発見例が少なく、飼育方法が確立されていないという。同館は「毎日エビを10‐20匹食べ、元気な様子。できるだけ長く飼育したい」としている。

 

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