日本の水族館について

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水族館の展示と話題な生き物

水族館は、海や河川・湖沼などの水中や水辺で生活する生き物を主体として展示しています。海の生物がほとんどですが、なかには淡水魚専門に展示しているところも数館あります。

また、地域の特徴を生かしたり、寒流の生き物から暖流の生き物を流れに沿って展示したり、淡水であれば、館内を歩いていくと自然に上流の渓谷から下流の河口までの水生生物を見ることが出来るなど、それぞれいろいろの工夫がされているので大変面白いです。


大人から子供まで人気があるのは、やはり海獣系でイルカが一番に人気者といったところでしょうか。人懐こいイルカに触れたり、キスしたり、記念写真を撮ったり、いろいろと動物たちとコミュニケーションが出来る水族館もあります。


そのほか海獣系では身体の大きいセイウチ、つぶらな瞳が癒されるアザラシ、歩き方がユーモラスなペンギン、おなかの上で貝を割る姿がかわいらしいラッコなど、どれもみんな人気者です。

これら海獣たちのショーも各館アイディアをだしており、おとなも子供も楽しめます。そして海獣たちの能力に驚きと感動を覚えます。


お魚では、カラフルな熱帯系の魚に人気がありますが、ちょっと変わった水生生物の展示には、みんな驚きの声をあげて興奮してます。

淡水に住む巨大魚が悠々と泳ぐ姿や、色は地味ですが川魚も身近な魚として親しまれています。


近年の水槽はトンネル型と大水槽が主流になって沖縄の美ら海水族館の「黒潮の海」という大水槽は、7500トンもあり今のところ世界一の大きさを誇っています。

1. 沖縄美ら海水族館 「黒潮の海」(2002年)…水量7,500t
2. リスボン水族館 (ポルトガル)(1998年)……水量6,000t
3. 海遊館 「太平洋水槽」 (1990年) ……………水量5,400t


これらトンネル水槽や大水槽は、まるで海の中を大きなジンベイザメやマンタそしてカラフルな魚たちと水中を散歩しているかのような迫力で、ダイバーの私もびっくりです。

魚好き集まれ!!ゆっくりと見て、彼らの不思議を発見しましょう!


それでは、一緒に水族館を楽しみましょう!!



日本の水族館の歴史

  • 1897年 神戸市で開催された第2回水産博覧会の目玉として開設されたのが日本初の水族館と呼ばれる和楽園水族館です。各水槽に循環濾過装置配備しておりましたが、博覧会期間中だけの開設で終了しました。
  • 1899年 日本初の私設水族館といわれる浅草公園水族館が開館しました 。
  • 1903年 当時世界一との評価を得た堺水族館が開館しました。(1961年閉館)
  • 1922年 京都大学白浜水族館が開館し1993年にはリニューアルしてます。
  • 1930年 日本で初めてハンドウイルカを展示・飼育したのが中之島水族館(当時)、現在の伊豆・三津シーパラダイスです。
  • 1935年 世界で初めてゴンドウクジラを展示・飼育した阪神水族館が開館しました。
  • 1955年 世界初のドーナツ型水槽を有する水族館棟を竣工したのが鳥羽水族館です。プールと海を仕切った施設で開館しました。
  • 1957年 冷却装置付水槽を導入した須磨水族館が開館しました。
  • 1967年 世界初の水中に浮かぶ水族館として有名になった下田海中水族館が開館されました。
  • 1971年 日本初の半開放式水族館として串本海中公園水族館が開館されました。
  • 1982年 日本初のラッコを飼育し日本初の繁殖に成功したのが伊豆・三津シーパラダイスです。
  • 1987年 巨大水族館のさきがけで、チューブ型水中トンネル導入した須磨海浜水族園が開園しました。
  • 1988年 ハンドウイルカの繁殖に日本で初めて成功したのが江の島水族館(現新江ノ島水族館)です。
  • 1989年 ドーナツ型大水槽でマグロの回遊を実現した葛西臨海水族園が開園しました。
  • 1990年 日プラ製のアクリルガラスを導入し水量5400tの水槽を誕生させたテーマパーク型水族館の海遊館が開館しました。
  • 1993年 水量3,503tの野外水槽「生態ショープール」を有する横浜・八景島シーパラダイスが開館しました。
  • 2001年 世界最大級の野外水槽(水量13,400t)を有する名古屋港水族館北館が開館しました。
  • 2002年 世界最大の水槽(水量7,500t)を有する沖縄美ら海水族館が開館しました。


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