淡水魚水族館

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日本の淡水魚水族館

「水族館」というと、多くの方はカラフルな南の海の魚や、イルカやアシカ、ペンギンなどの海獣やサメやマンタのような大きな海の魚を思い浮かべるでしょう。

しかし、きれいに澄んだ淡水に住む魚たちも華麗で、品位すら感じる顔や姿にファンも多いものです。また、近くの川や池に住む魚たちは、メダカやフナ、マスなど子供のころから遊んだり釣りをしたりで大変に身近に感じる人も多いことと思います。

そんな、いつも身近にいる淡水魚たちを、専門に展示している水族館をまとめましたので、活用してください。

 

なかがわ水族園(栃木)

この公園には水辺に浮かんだようなガラス張りの近代的水族館「おもしろさかな館」のほかに展望台、水の広場、お魚ふれあいステーションなどがあり、自然の中で魚たちを見たり触れたり出来る公園になっています。

那珂川に住む魚たちの展示を中心とした展示ゾーンでは、那珂川の生き物をまるで川の中に入ったような雰囲気で見ることが出来、さわやかな清流とともに華麗な川魚を目の当たりに出来ます。

海外の淡水魚も日本最大のアマゾン水槽にあるアクアコリドール(チューブ型トンネル)で、アマゾン川に潜ったように世界最大級の淡水魚・ピラルクーから小さなネオンテトラまでアマゾン川を満喫できるよう展示されてます。

  

相模川ふれあい科学館(神奈川)

相模川の上流から河口までの113キロの様子を、全長40mの水槽で表現してます。それぞれの流域に住む魚を中心に両生類や甲殻類などの小動物も展示しています。

川の生物がほとんどで、タナゴ類14種の展示や、ザリガニに青いエサを与えて青ザリガニにした実験など、淡水水族館ならではの展示が面白いです。

 

 山梨県立 富士湧水の里水族館(山梨)

富士山の冷たく清んだ湧き水が育む、淡水魚専門の水族館で、山梨県内の河川や湖に生息する水生生物を展示しています。

河川の源流から下流への魚の生息域の環境を再現し、産卵やエサの食べ方を観察でき、

1階中央には楕円形の大型2重回遊水槽があり、内側には小型魚、外側には大型魚を展示し、一つの水槽で大小の魚が混泳して見ることが出来ます。

  

岐阜県世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ(岐阜)

世界最大級の淡水魚水族館として、「木曽三川・長良川の源流から河口まで」と「世界」の淡水魚をテーマに水辺環境や魚類だけでなく、水生昆虫、鳥類、水生植物等を総合的に展示しています。

大人から子どもまでが楽しみながら学べる水族館をコンセプトに、展示は長良川の源流から始まって世界の川へと広がり、魚類を中心に爬虫類や両生類、鳥類など水辺の生き物たちのくらす環境が緻密に再現されています。

  

滋賀県立 琵琶湖博物館(滋賀)

琵琶湖と人との関係を古代からの歴史の展示になっており、巨大な湖に住む魚類の恵に支えられて活きてきた人との関係を分かりやすく丁寧に展示しています。

手の込んだトンネル水槽、深くて暗い岩礁の水槽は日本の淡水生物を大切に扱った最初の水族館です。

  

水道記念館(大阪)

水道記念館では、琵琶湖・淀川水系の淡水魚の展示、水道100年の歴史、暮らしと水道のかかわりなどについてわかりやすく紹介しています。

琵琶湖と淀川水系の生物に限られていますが、淡水魚から無脊椎動物や水草など全135種は、淡水水族館としても多い方です。しかも無料です。

展示方法が工夫されていて、アクリルトンネルうまく使った川縁の水溜りのパノラマ展示や、稚魚ばかりを集めた超小型水槽「水生生物の赤ちゃんたち」など、見ごたえがあります。

  

虹の森公園 あさかな館(愛媛)

全国でも珍しい淡水魚水族館で四万十川に棲む魚を中心に約120種1500匹を集めています。

四万十の流域に沿った魚類の紹介で、四万十の上流、中流、下流の景観を再現した水槽を中心に、タッチングプールや、広見川の漁を昔ながらの漁具をともに展示したコーナーによる構成が中心となっています。

目がルビーのように赤く、限られた地域にしか、生息しないという幻の魚「アカメ」。体長が1mを超えることから四万十川の怪魚とも呼ばれています。

熱帯雨林の生物のコーナーがありピラルクーなどのアマゾンの巨魚をトンネル水槽で観察できるようになっていたり、世界の変わったカエルの仲間の展示があります。

 

以上、主な淡水魚専門の水族館ですが、海の魚や海獣などがいる水族館の多くは、淡水魚の展示コーナーもあり、淡水魚の好きな方も楽しめるようになっていますので、そちらの水族館もお見逃し無く!

 

淡水魚は、比較的色がおとなしく地味に見えますが、その落ち着いた姿が大好きだという人も多いようです。

 



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