美しくも、危険な生き物 カギノテクラゲを初展示 下関市「海響館」

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3000種類以上もいるとされているクラゲは、多かれ少なかれ毒を持っていて刺されると、痛いと言うところから、死に至るまでの猛毒まで種類が多いです。

先日もテレビで放映してましたが、オーストラリアの海水浴海岸で、2ミリくらいの小さなクラゲですが猛毒を持っており、刺されると全身に痛みが2週間も続き、最悪の場合には死亡することもある恐ろしいものでした。

今回の下関のは死亡に至るまで猛毒ではないようですが、痛みはひどく呼吸困難になることもあると言うのですから気をつけなくては!

( 2008年6月17日(火)10:30西日本新聞朝刊より)

  下関市の市立水族館「海響館」に、オレンジ色の触手がきれいなカギノテクラゲが展示された。直径1センチほどの傘(かさ)を動かし、水槽の中をフワフワと泳ぐ姿は面白いが、実は強い毒を持っている。

 春から夏にかけて日本各地の沿岸に現れるが、採集例は少なく同館でも今回が初展示。佐賀県唐津市の漁港で採集した。

 海の中では「カギノテ」と名付けられた「く」の字に曲がった触手で、ホンダワラなどの海藻につかまっている。刺されると数時間後にしびれや吐き気、高熱、呼吸困難を伴うこともある。小さくて目立たないため、知らずに刺される恐れもあるという。

 水温が15‐20度になる初夏に多数現れ、25度を超えると姿を消すのが特徴。そのため、海水浴シーズンに刺される心配はあまりないが、同館は「初夏の磯遊びでは、海藻の中に入らないなどの注意が必要です」と呼びかけている。

 初展示された「美しくも危険なクラゲ」(学芸員)は、同館2階の「クラゲの仲間コーナー」で来館者の興味を集めている。海響館の入場料は高校生以上1800円、小、中学生900円、3歳以上400円。海響館=083(228)1100。

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