松坂に天使の魔の手!エ軍は待球作戦敢行

日本時間10月4日に行われる地区シリーズ第2戦のエンゼルは、怪物・松坂対策としてリーグ四球王に徹底した待球作戦で行くらしい。

過去2度のエンゼルス戦で四死球が多く勝ち投手になれなかった松坂投手だが、「すべての球種を使い打者に狙い球を絞れない投球をする」と気合が入っている!!

(2008年10月4日(土)03:50 サンケイスポーツ)

 【アナハイム(米カリフォルニア州)2日(日本時間3日)】マツザカを早く消せ-。エンゼルスの“怪物対策”が明らかになった。レッドソックスの松坂大輔投手(28)は、3日(同4日午前10時37分試合開始)の地区シリーズ第2戦に先発。球数の多い松坂に対し、エ軍は徹底した“待球”作戦を敢行する。

 

 青空の下で入念なキャッチボール。ロッカールームでは散髪したての髪形をデービッド・オルティス内野手(32)にからかわれて笑顔。先発を翌日に控えた松坂は自然体だった。

 「いい状態で迎えることができた」。前日1日の会見では自信のコメント。今季9勝無敗と抜群の成績を誇る敵地でチームを勝利に導く。

 しかし、松坂を迎え撃つエンゼルスは徹底した“待球”作戦で攻略に挑む。「消極的になるわけにはいかないが、球数を多く投げさせたい」とマイク・ソーシア監督(49)。ア・リーグ四球王(94)の松坂。自身のプレーオフ初戦ということもあり、慎重さが増すマウンドでもある。

 「球種が多いから狙い球を絞ると難しい。粘って打者有利のカウントからのストライクを狙う」と同監督。主軸のトリー・ハンター外野手(33)も「いいボールを待ち、ストライクを投げさせて打つだけだ」とニヤリ。ファーストストライクには手を出さない。そして、早い段階でマウンドから消す-。

 天使(エンゼルス)の“魔の手”が忍び寄る。怪物ははね返すことができるのか。3戦先勝の地区シリーズ、勝てば突破へ王手だ。

 

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