松井と松坂は落選…米球宴、故障惜しまれる最終発表

松坂大輔投手と松井秀喜外野手はアメリカ・オールスターには選出されませんでした。二人とも途中での怪我による離脱が響いたようです。

( 2008年7月7日(月)18:09夕刊フジ)

20080707rakusen.jpg 松坂大輔 オールスター落選  【ニューヨーク=米沢秀明】米球宴出場の有力候補とされていたヤンキースの松井秀喜外野手とレッドソックスの松坂大輔投手は選から漏れた。ともに前半戦好調で故障での途中離脱がなければ選出される可能性が高かっただけに惜しまれる最終発表だった。

 球宴開催地のヤンキースタジアムでは伝統のヤンキース対レッドソックス戦の真っ最中。今季限りで改築される最後の同球場での球宴とあって地元NYはにわかに盛り上がりをみせているが、出場選手はヤンキース3人に対し、Rソックス7人と明暗を分けた。

 松井はファン投票DH部門で最終的に約219万8000票を獲得したが、1位オルティス(Rソックスの約355万4000票)に及ばなかった。選手間投票DH部門でもブラッドリー(レンジャース)が1位となり、故障者リスト入りしている松井は選出されなかった。

 DL入り後、松井は「球宴のことは考えていない」と話し、現在は治療に専念中。8日に診察を受けて復帰スケジュールを検討する予定だ。

 また、松坂も右肩故障で5月末からDL入りしたことが響いた。「この前、お話ししたとおり、前回の登板で勝ち星を挙げられなかったことですでに終わっていることのなので、特別にお話しすることはありません。来年以降選ばれるように頑張りたい」と松坂。

 10勝目をかけた翌7日のマウンドに気持ちを入れ替えて、試合前に地元ボストンへ向かって球場を後にした。

 

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