レ軍・松坂、“復肩”へ異例の遠投調整

復帰のカージナル戦で惨敗を期した松坂投手は、異例の遠投トレーニングで肩作りをしているようです。

コーチ側と松崎本人との練習メニューの調整が必要な状態らしいですが、早く怪物らしいすごい松坂を見たいものです。

頑張れ!松坂!!

( 2008年6月24日(火)11:39 SANSPO.COM gooニュース

  【ボストン(米マサチューセッツ州)22日(日本時間23日)】レッドソックスの松坂大輔投手(27)が、登板翌日としては異例の遠投調整を行った。

前日21日(同22日)のカージナルス戦で右肩の張りから25日ぶりの復帰登板を果たしたが、メジャー自己最短となる1回0/3で7失点KO。離脱中の投げ込み不足で仕上がっていない右肩を、例年のシーズン中のような状態に戻すための“突貫工事”だ。

 

 何度も右腕を振り続けた。必死の調整だ。試合前の全体練習終了後、松坂はグラウンドに残り、カージナルスの打撃練習中も約80メートルの遠投を約30分間、繰り返した。

 「いつも通り。特別なことはやりません」

 そう話したが、異例の練習内容だった。通常、登板翌日はランニングや筋トレなど軽めの練習にとどめる。遠投の意図は明かさなかったが、前田高典トレーナー(47)は「早く肩を作りたいんだよ」と説明した。

 松坂は投げることで肩を強化するタイプ。だが、離脱中は球団が投球練習を制限。「張り」の完全除去を厳命された。この結果、右肩は開幕前の“準備段階”の状態に戻ってしまった。

 そのまま迎えた21日(同22日)の復帰登板は案の定、メジャー自己最短のKO劇…。事態を重くみた松坂が遠投を敢行した。「復肩」まで投げ込んでいくのが最良の道だが“浪費”を心配する球団が過度な投げ込みにストップをかけてしまう可能性もある。

 完全復調の時期について「それは言えませんね」と苦笑いした松坂。投げたい怪物と投げさせたくないレ軍首脳陣。次回登板は27日(同28日)のアストロズ戦(ヒューストン)の予定だが、調整はすんなりと進みそうにない。

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