負けない松坂7回零封サヨナラ復帰!

20080502matuzaka.jpg レッドソックス松坂大輔投手インフルエンザで4月23日の先発投手を回避した松坂投手は11日ぶりの登板のブルージェイズ戦で7回2安打無失点と好投しました。岡島投手に代わって同点にされたため、自己最多の月間5勝目にはなりませんでしたが、負けなしと言うのは、すばらしいと思います。

まだインフルエンザは残っている状態でしたが、150キロ以上の球を混ぜて『7回2安打無失点』はさすが怪物くんですね。気持ちも充実して、落ち着いている今年の松坂投手は大いに期待が持てます!!

 

( 2008年5月2日(金)06:01スポーツニッポンより)

 【レッドソックス2-1ブルージェイズ】レッドソックスの松坂大輔投手(27)が4月30日(日本時間1日)、インフルエンザから中11日での復帰戦となったブルージェイズ戦で7回2安打無失点と好投した。

リードした状態で降板も、その後同点に追いつかれて自己最多の月間5勝目こそならなかったが、チームは2夜連続のサヨナラ勝ち。今季松坂の登板試合でチームは6戦全勝。地区首位をキープしているのは“負けない背番号18”がいるからだ。

 歓喜の輪へ松坂は少し遅れて飛び出した。自己最多の月間5勝目はならなかったが、チームは2夜連続サヨナラ勝ち。劇勝を呼んだのは、今季自己最長の7回を2安打無失点に抑えた右腕の快投だった。

 「きょうは先発として最低限の仕事ができた。チームとしても勝つことができて最高です」。松坂は試合後の会見を行わず「体調管理に努めたい」と球団広報に言い残して球場を後にした。

 せきと鼻声が続くなど、依然体調は万全ではないが言い訳はできない。インフルエンザで4月23日のエンゼルス戦登板を回避。迷惑をかけたチームへの“みそぎ”の意味も込めた中11日のマウンドで150キロ以上を6球計時。さらにチェンジアップを効果的に配した。

今季は「ツーシーム+スライダー系」と横の変化が軸だった。「横の変化で抑えられているうちはあまり必要ない」としていたチェンジアップで6回2死二塁、ステアーズを空振り三振。今回のマウンドにすべてを注ぎ込み失点を許さなかった。

 松坂登板試合でチームは今季6戦全勝。自身の防御率も2・52。「負け数は昨年(12敗)の半分にしたい」と話す右腕にとって、負けないことが何よりの収穫だ。チームの貯金は5。松坂がつくった貯金で4月を地区首位で乗り切った。

 登板回避した23日からチームは5連敗。「ローテーションを守ることが先発投手の仕事」と言い切る松坂にとってつらい日々だった。その中で休養日の28日は家族とともにボストン近郊のショッピングモールへ出掛けた。体調面から、わずか数時間の滞在だったが「妻(倫世夫人)が買いたいものがあったので。久々の買い物でした」。3月に長男が誕生してから外出もままならなかったが、きっちり心をリセット。快投につなげた。

 歓喜の輪が解けた後、ラミレスはじめナインが松坂に近寄った。背番号18の肩の荷が下りた瞬間だった。

 

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