人命救助応援要請アプリ「AED SOS」を開発 コエイド(株)

いま日本において「心停止」は年間7万件以上(1日約200件)起きており、その9割が死亡しているのが現状です。すなわち毎日約180人の方が亡くなっているのです。

それは心停止者の生存率は、何も処置をしなければ1分で10%低下し10分で亡くなるが救急車到着まで平均で約8.3分かかるからです。

しかし、救急車到着までに心臓マッサージとAEDでの電気ショックをおこなえば生存率は4倍に向上する。
だが残念なことにAEDの使用率はたった3.7%と低くそのため、9割が亡くなっているのです。

突然の心停止は高齢者だけでなく子供や健康な若者でも、誰にでも起こりうるものです。


Coaido(コエイド)株式会社は、「ITとデザインの力で当たり前に心停止者の命が助かる未来を作る」というミッションを掲げ、人命救助応援要請アプリ「AED SOS」を開発している。

日本には市民が使えるAEDが約30万台も設置されていて、世界有数のAED普及国です。
また、心肺蘇生法やAEDの講習を受講している市民の方は年間約140万人もいます。

さらに、医療系の仕事に従事されている方々も多くいます。
そして、人の命を助けるために自分ができることがあるなら協力したいという意志を持つ方々が数多くいる素晴らしい国です。

しかし、それらを有効につなげられてないのが現状です。


AED SOSアプリは、緊急事態が起きた時にスマートフォンのSOSボタンを押すと、位置情報を活用し、半径500m以内にいる救命協力者と即座につながり、AEDを持って来てもらったり、心肺蘇生ができる人が駆けつけてくれるアプリです。
同時に119番通報ボタンで救急に通報できるというもの。

20141106AED_SOS画面

20141106AED_SOS_MAP画面

これによりAEDの使用や心肺蘇生をおこなうことが即座にでき生存者を増やす事が出来ることを目的にしています。AED SOSは2015年3月のリリースに向けて現在開発中です。


  
   

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