人命救助 AEDの設置場所:都営三田線のサイト作成に当たり

AEDの普及は空港や駅など、公共の場を中心にかなり普及設置されてきました。しかし、普段頻繁に使用するものではないことからか、私たち一般の方にはどこに設置されているかあまり意識されていないように思います。

しかし、報道にもありますように、野球部の試合中に、バッターが打ったボールがピッチャーの胸を直撃し、ピッチャーが心肺停止の意識不明に陥ったが、たまたま試合を見ていた消防士がAEDを使って、その高校生の一命を救ったニュースにありました。このようにAEDの有効性も広く認識されてきています。

心臓の鼓動が停止したいわゆる「心室細動」は、1分1秒でも早く適切な処置をすることが、生き残れるかどうかの分かれ道になります。

AEDが近くに設置してあるにもかかわらず、設置場所が分からず処置が遅れては、まったく意味がありません。

AEDの設置場所を頭の隅にでも残っていれば、いざと言うときに大変に役立ちます。


このサイトでは、都営三田線の各駅のAEDの設置場所を写真入で分かりやすく説明しましたので、ご利用の駅でのAED設置場所を知る上で、当サイトを活用していただけたら幸いです。  

記載されている写真をクリックすると、大きな写真が見れますので、細部を確認するときにはご利用ください。


インフォメーション

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人命救助応援要請アプリ「AED SOS」を開発 コエイド(株)

いま日本において「心停止」は年間7万件以上(1日約200件)起きており、その9割が死亡しているのが現状です。すなわち毎日約180人の方が亡くなっているのです。

それは心停止者の生存率は、何も処置をしなければ1分で10%低下し10分で亡くなるが救急車到着まで平均で約8.3分かかるからです。

しかし、救急車到着までに心臓マッサージとAEDでの電気ショックをおこなえば生存率は4倍に向上する。
だが残念なことにAEDの使用率はたった3.7%と低くそのため、9割が亡くなっているのです。

突然の心停止は高齢者だけでなく子供や健康な若者でも、誰にでも起こりうるものです。


Coaido(コエイド)株式会社は、「ITとデザインの力で当たり前に心停止者の命が助かる未来を作る」というミッションを掲げ、人命救助応援要請アプリ「AED SOS」を開発している。

日本には市民が使えるAEDが約30万台も設置されていて、世界有数のAED普及国です。
また、心肺蘇生法やAEDの講習を受講している市民の方は年間約140万人もいます。

さらに、医療系の仕事に従事されている方々も多くいます。
そして、人の命を助けるために自分ができることがあるなら協力したいという意志を持つ方々が数多くいる素晴らしい国です。

しかし、それらを有効につなげられてないのが現状です。


AED SOSアプリは、緊急事態が起きた時にスマートフォンのSOSボタンを押すと、位置情報を活用し、半径500m以内にいる救命協力者と即座につながり、AEDを持って来てもらったり、心肺蘇生ができる人が駆けつけてくれるアプリです。
同時に119番通報ボタンで救急に通報できるというもの。

20141106AED_SOS画面

20141106AED_SOS_MAP画面

これによりAEDの使用や心肺蘇生をおこなうことが即座にでき生存者を増やす事が出来ることを目的にしています。AED SOSは2015年3月のリリースに向けて現在開発中です。


  
   


7月1日は「AEDの日」

2004年7月1日に、医療機器であるAEDの使用が医療従事者でない一般市民にも認められたのを記念して7月1日を「AEDの日」としました。
市民の一人一人が「AEDの重要性を理解し、使い方を学び、設置場所を確認して、倒れた人に直ぐに使えるよう準備する」ことを願って「AEDの日」は設置されました。

この市民一人一人と言うところが重要です!

今年でAEDが普及し始めて10周年になります。

10年前のAED設置台数がおよそ7千台余りでした。2013年12月現在、駅や体育館、学校など一般の普及台数は約30万台を越えております。

しかしながら、市民に目撃された心停止症例が2万3797件あったのに対し、AEDが実際に利用されたのは、わずか3.7%しかありません。
現場近くにAEDがなかったことや、あっても使わなかった事例も多々あります。

AEDが必要な場所に備えらるていること、いざという時に助ける行動を起こすことができる人が多く増えるようになる必要があります。

皆さんの周りにどこにAEDが設置されているか、もう一度確認してみてください。そして近くに設置されていなければ、町内会や区に要請しましょう。

また、AEDの使い方を日本赤十字社や消防署に相談し講習会を開いてもらいましょう。


AED導入10年目プロジェクト! 減らせ突然死

AEDが一般市民でも使えるようになって10年目となりました。「AED導入10年目プロジェクト! 減らせ突然死」に、実際にいろんな方が経験された話が具体的に載ってます。

どんな時に、どんな風に、自分だったらどうしたらいいだろうなど、とても参考になるので、ぜひご覧いただきたいです。

しかしAEDを実際に使われているのはまだまだ少ないのです。
実際に現場でAEDによる電気ショックが行われたのは4%にも満たない。

もちろん近くにAEDがないという場合もありますが、
使い方が分からないとか、
我々一般市民が使っていいものなのかとか、
AEDを使うより救急車を待つべきだという声がNHKのアンケートで分かりました。

およそ半数の方が「心臓マッサージができない」そして「AEDを使えない」と答えてました。
心臓マッサージもAEDの使い方も難しくはありません!

日本赤十字社や消防署などで、心肺蘇生やAEDのやり方を講習してますので、積極的に参加してほしいものです。

まずは日本赤十字社の動画による説明をご覧ください。