野球BCアルビの練習拠点、越路河川公園野球場の改修終わる

20080527arubi_AED.jpg AED設置の球場で練習野球のボールが胸などにあたり、心肺停止になり死亡した事故が2006年夏に起きた。心不全で亡くなった少年は水島樹人(みきと)君(当時9歳)だった。その悲劇を繰り返させたくないと、BCリーグの「ミキトAEDプロジェクト」が発足し、今回越路河川公園野球場にAEDを寄贈しました。

たしかに、もしAEDがその場にあれば、その少年は死なずに済んだかもしれません。実際、高校野球のケースですが、AEDにより心肺停止状態から蘇生した例が報道されています。

AEDは音声案内があり、使用は基本的には誰でも出来るツールですので、学校は勿論ですが野球場やサッカー場、公園などにも、身近な所に1台は設置してほしいものです。

 

2008年5月27日  読売新聞より)

 BCリーグ・新潟アルビBCの新しい練習拠点、越路河川公園野球場(長岡市浦)の改修工事が終わり、引き渡しのセレモニーが26日行われた。

 アルビは昨シーズン、練習場所を求めて県内各地を移動していたが、今年から長岡市が練習拠点の確保に協力し、同球場を改修して水はけの悪い内野の土を入れ替えるなどした。今後、防球フェンスも整備する。

子どもに野球教室

 アルビ側は、球場にAED(自動体外式除細動器)を1台寄贈し、市内の少年野球チームの約40人の子どもたちを相手に野球教室を開いた。芦沢真矢監督は「きれいな球場でありがたい。移動に時間を割かず、たくさん練習できる。サポーターの皆さんとも親睦(しんぼく)を深めたいので、ぜひ気軽に練習を見に来てほしい」と話した。

 AED寄贈は、BCリーグの「ミキトAEDプロジェクト」の一環。2006年夏、少年野球の試合前に心不全で亡くなった糸魚川市の水島樹人(みきと)君=当時9歳=の悲劇を繰り返させたくないと始まった。試合会場で販売するリストバンド(500円)の収益をもとに、同リーグ加盟6球団が地元自治体にAEDを贈る計画で、本県での寄贈は初めて。

 

トラックバック

トラックバックURL:
http://www.hls-j2006.com/mt/mt-tb.cgi/644